キシロオリゴ糖

数多くの種類があるオリゴ糖には、自然界に存在している物とそうでない物があります。
キシロオリゴ糖は、自然界に存在しているオリゴ糖です。
しかし、キシロオリゴ糖を成分として含んでいる食材はあまり多くありません。
また、それらの食材の中にノチラック含まれるキシロオリゴ糖の量も、フラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖と比べると、かなり少ないようです。

キシロオリゴ糖を含んでいる食材は、タケノコやトウモロコシです。
トウモロコシはかなり甘く、糖分が多い食材ですが、その糖分の中でキシロオリゴ糖が占めている割合はごくわずかで、天然成分としては非常に貴重です。

その一方、キシロオリゴ糖は人工製造も可能で、原料にはキシランを使用します。
キシランというのはあまり有名な言葉ではありませんが、いわゆる「多糖類」の一種で、天然成分としては「アラビノキシラン」「グルクロノキシラン」といった形で存在しています。
このキシランを、キシラナーゼという酵素によって分解して生成します。
天然成分として採取する分にはあまり量が採れないキシロオリゴ糖ですが、人工生成する上では非常に簡単で、大抵の植物から生成できます。
そのため実はかなり多く作られており、代表的なオリゴ糖のひとつに数えられています。

甘味はガラクトオリゴ糖の倍で、フラクトオリゴ糖とほぼ同等ですが、フラクトオリゴ糖はかなり甘味度の幅が広いのに対し、キシロオリゴ糖は安定しています。
それ以外の性質は上記二つのオリゴ糖に近く、難消化性なので腸の菌の栄養分としての役割も果たしてくれます。